渓流ベイトフィネスロッド
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米国仕様の渓流ベイトフィネスロッドをつくること。それが、barva kopelの最初のプロジェクトです。
Bruckeはbarva kopel独自の設計です。アメリカの野生トラウトのために、4年をかけてゼロから開発したオリジナルのUDグラスブランクスです。
きっかけは、20インチを超える野生魚のランディング率が極端に低かったという経験でした。
私たちは数多くのJDMの渓流ベイトフィネスロッドを輸入して使い込みましたが、20インチ以上の魚のランディング率はわずか20%でした。
※北海道の大型野生魚向けにつくられたモデルは例外です。
力の強い野生魚は、激しいヘッドシェイクやジャンプで簡単にフックを外すか身切れでバレてしまいますし、パワー不足のロッドでは、障害物へ突っ込む魚を止めることすらできません。
公平を期して言えば、小型の魚向けには優れたJDMモデルがたくさんあり、使っていて純粋に楽しいものです。
私たちが自分たちのロッドをつくろうと思ったのも、そうしたJDMモデルに刺激を受けたからです。私たちにとっては宝物のような存在で、どのブランドにも心から敬意を抱いています。
実験として多くのバスロッドも使ってみましたが、専用設計ではないロッドでは、渓流ベイトフィネスというゲームの楽しさがすっかり失われてしまいます。
渓流ベイトフィネスの最大の魅力のひとつは、そのためだけにつくられた、とことんフィネスな道具でゲームを組み立てること。とりわけ、すべてをアングラーに伝えてくれるロッドです。
私たちが理想とする米国仕様モデルの課題は、フィネスのスリルを残しつつ、キャスト性能とファイト性能のバランスを突き詰めることです。
トラウトの習性を考えると、ブランクスの弾性率は非常に重要な要素になります。
野生魚は泳ぎが得意で瞬発力に優れ、本能的にバイトが極端に浅い魚です。
高弾性のロッドはルアーの操作性に優れ、反応が良く、直感的に扱えて楽しいのですが、PEラインで魚をランディングするのは非常に難しくなります。
オールナイロンラインにすればランディング率は上がりますが、その直感的な感覚は失われてしまいます。
低弾性のブランクスは衝撃を吸収してくれるため、ランディング率が劇的に上がります。そして何より、低弾性のロッドに対しては、魚がうまく力をかけられないのです。
低弾性は、フィネスの楽しさにもうひとつの味わいを加えてくれます。
従来のロッドと比べてはるかに柔らかく、復元もきわめてゆっくりなので、これほど短いレングスだと、アングラーはキャストの仕方を調整せざるを得ません。
ブランクスの粘りと、ショートレングスによって際立つ極端に短いリリースポイントは、テンポの速い釣りを好むアングラーを夢中にさせるはずです。


渓流ベイトフィネスの楽しさは、ショートロッドでのバックハンドキャストを極めることにあります。
5'5"未満のモデルではサークルキャストやフリップキャストが基本で、キャスト精度を出すのにも最適です。
キャストは渓流ベイトフィネスの大きな楽しみのひとつで、このバックハンドのアプローチこそが、ほかのどんな釣りともまったく違うゲームにしているのです。
渓流ベイトフィネスには高弾性シリーズも低弾性シリーズもどちらも大切で、アングラーそれぞれが自分の優先順位、目的、好みで選ぶべきだと考えています。
Bruckeシリーズは、良型の野生トラウトをランディングするために、低弾性のUDグラスでつくられています。
ロッドが短いほど、ブランクス素材の個性は強く表れます。
自分のスタイルと狙う魚のサイズに最も合ったモデルを見つけることが大切です。